オリンパスの100周年モデルとして発表されるOM-D E-M1X。
プロ向けのハイエンドモデルということで縦グリップ一体型のモデルとなっています。
今までカメラはできるだけコンパクトの方が良いと考えていたのでE-M1 markⅡのサイズが許容最大サイズだったのですが、オリンパス公式のE-M1Xと思われるティザー動画を観ているうちに縦グリップに興味が湧いてきました。
OM-D_24 January 2019_Vol.1 - YouTube
OM-D_24 January 2019_Vol.2 - YouTube
OM-D_24 January 2019_Vol.3 - YouTube
ネットで使い心地等調べるとほとんどの評価が高く、縦位置での撮影が安定するとのこと。オリンパスの新フラグシップへの憧れもあり外見だけでも近づきたいとHLD-9を購入してしまいました..
数日で商品が到着し、さっそくE-M1 markⅡへ装着した瞬間、外観のグレードアップ感にとても満足。
これはやばいと感じました(笑)
横位置のグリップの握り心地も全く変わり、縦位置での撮影も試すと別次元の撮影のしやすさです。
E-M1Xはハイエンドモデルで価格は30万オーバーとのことで、とても買うことは出来ませんが、E-M1 markⅡにHLD-9を装着しただけで、新しいカメラを購入した時のようなワクワク感を感じることができました。
目次
サイズ、重さ比較
縦グリップを使用すると当然高さが大きくなり、重さが増します。
E-M1markノーマルとHLD-9装着状態、E-M1Xのサイズ・重さの比較をすると...
バッテリーグリップ無しのノーマルな状態。かっこいいですね!
・E-M1markⅡ本体
134.1mm(W)×90.9mm(H)×68.9mm(D)
重量574g(電池含む)
・パワーバッテリーホルダーHLD-9
47mm(H)
重量255g
・リチウムイオン電池BLH-1
重量72g
・E-M1markⅡ+HLD-9(電池×2)
134.1mm(W)×137.9mm(H)×68.9mm(D)
重量901g
・E-M1X
144.37mm(W)×146.765mm(H)×75.345mm(D)
重量997g
比較するとE-M1Xの方が
幅は10.27mm、高さは8.86mm、厚みは6.44mm、重量は96g大きくなっているようです。
バッテリーは同時に2個セット出来て初期設定ではHLD-9側のバッテリーから消費する様に設定されています。本体のバッテリーを充電する場合は一度HLD-9を外さなければならないので少し面倒ですが通常はHLD-9側のみにバッテリーを入れて少しでも軽量化したいと思っています。
HLD-9装着状態。背が高くなるのでレンズを付けた状態では安定しません。
見慣れないとかなり大きく感じます
E-PM2のアートフィルター(ジェントルセピア)で撮影
真上から
アイカップをEP-13に交換しています。グレードアップアイテムです。
縦位置の撮影
縦グリップ、バッテリーホルダーとしての用途がメインのHLD-9。
HLD-9を取り付けてE-M1markⅡを縦位置にしたときが一番別のカメラの様に感じる瞬間です。
縦位置のグリップは本体のグリップより太く、違った握り心地です。
後姿のスクエア感がたまらないです。右中央のLOCKボタンは横位置で使用している時の誤動作防止ですが、ダイヤル、シャッターボタンを窪ませた作りに工夫されている為、今のところ誤動作したことは無く、ロックボタンは使用していません。
ファンクションボタンは2つ(B-Fn1、B-Fn2)。接続した時から本体と同じ仕様に自動で設定されました。B-Fn1はフォーカスエリアの設定、B-Fn2は親指AFに設定しています。
ストラップについて
私は普段ピークデザインのキャプチャーV3用のプレートをカメラの底に付けっ放しにしてアンカーを取り付け、首から掛けるストラップとハンドストラップを併用しています。
HLD-9の底面には三脚用のネジ穴があり、はじめは通常通りキャプチャー用のプレートを取り付けていました。プレートがあったとしても撮影には問題が無く、三脚を併用する場合は便利なのでその状態で使用していましたが、縦位置でしっかりと握ることはできず金属の冷たい感触も違和感がありました。
せっかくの縦グリップですのでHLD-9を使用する場合は握り心地を優先してプレートを取り付けずに使用することにしました。
HLD-9を取り付けるとかなりごつくなりますが、ユリシーズの上質な革のストラップでかなり緩和できます。
家での撮影ではストラップ無しでも良いですが私の場合、外に持ち出す場合はストラップが無いと重くて疲れてしまうと思います。
カメラの質感をワンランク上げてくれるユリシーズのストラップです。
E-M1markⅡにユリシーズのストラップはほんとによく合います
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今まで縦グリップには全く興味が無かった私ですがE-M1Xの発売によって刺激されHLD-9を購入したのですが結果的に新しいカメラを買わなくても、新しいカメラを手にした様な気分を味わうことができました。
E-M1Xと違い一体型ではないので、シチュエーションによって使い分けることが出来るのも大きなメリットだと思います。(一体型は性能面でのメリットが大きい)
外観のかっこよさでE-M1markⅡが好きな方はHLD-9を使うことによってフォトライフの満足度が必ずアップすることと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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