シーンに応じてハンドストラップとネックストラップを使い分けたいという要望に応えてくれるのがピークデザインの『アンカーリンクスAL-2』です。
ピークデザインのアンカーリンクスの公式動画はこちら
アンカーリンクスを使用することで、室内や連続で撮影時する場合はハンドストラップ、移動や作業で両手をフリーにしたい場合はネックストラップという感じで使い分けています。
また、ピークデザインのキャプチャープロカメラクリップCP-2を使う場合もネックストラップが垂れてしまって邪魔に感じるのでハンドストラップにしたいところです。
今回は
・ネックストラップ→Ulysses クラシコグランデ
・ハンドストラップ→ピークデザイン クラッチCL-2
をアンカーリンクスAL-2で併用することについて考えてみます。
また、キャプチャープロクリップCP-2も同時に使用できる様にします。
アンカーを付ける位置の候補は3ヶ所
アンカーと呼ばれるストラップ紐と赤と黒の円形の部品をカメラに取り付けます。
カメラのストラップ用のリング(写真①②)とCL-2、CP-2用のプレートを取り付けた場合、底面にもアンカーを取り付けることができます(③)
一般ネックストラップとハンドストラップ『クラッチ』との併用の場合
ハンドストラップ クラッチを使用する場合、底面③のアンカーを必ず使います。
アンカーをつけられる場所は4ヶ所ありますが、位置は写真の丸印になります。
理由は
・キャプチャープロでベースプレートに差し込む時にストラップが邪魔で入らなくなるので、モニター側に通す
・クラッチ用にグリップ側取付け
以上より写真の丸印にアンカーを取り付けることになります。
アンカーをOM-D E-M1mkⅡに取り付けた状態です。
ストラップはUlyssesの「クラシコグランデ」を使用します。本革の質感が良くお気に入りです。AL-2を取り付けた状態。
デザイン的にはカメラとの接続部まで革になっていた方がオシャレですが、用途に合わせてストラップを選べる便利さには代えられません。
パターンA ①+②
通常のネックストラップはこの位置に付けるのがスタンダードだと思います。首に掛けた時の見た目とバランスはこのパターンが一番良いです。ただし、ハンドストラップCL-2と併用する場合は底面のアンカー③が余ってしまいます。
「 ネックストラップのみ」使用する場合はパターンAになるのが普通だと思いますが、ハンドストラップCL-2では必ず③を使用するので残りの一ヶ所をどちらを使用するのが良いか考えてみます。
パターンB ①+③
底面③とグリップ側①の組み合わせです。
このパターンはネックストラップの輪にどちらから頭を通すかで使い勝手が変わってしまうので注意が必要です。
パターンB-1
体にグリップと反対側が当たる首の通し方です。
B-①はカメラを被写体に向けるとストラップが交差してしまいます…
パターンB-1はオススメできません。
パターンB-2
グリップが体側にくる首の通し方です。
B-②はストラップが交差せず構えることができます。
しかし縦位置(グリップが上)に構えた場合、ストラップがEVFの前に掛かってしまいます。(これは普通にネックストラップを使用する場合も同じです。)
利点としては左側②のアンカーを省くことができてスッキリすることです。右側のアンカー①はハンドストラップCL-2を使用するときは使用しませんが、CL-2のストラップでアンカーの動きが抑えられブラブラしません。
ただしハンドストラップCL-2のストラップを通すときに、アンカー①が既に付いているので少し通しづらいです。ネックストラップからハンドストラップに交換するときにスムーズさを欠くことになります。
写真の様にアンカーを端に寄せて置けばそんなに入りにくいこともありません。あくまで何もない場合との比較です。
縦位置の構えが左側が上になる人はこのパターンB-2が良いかもしれません。
パターンC ②+③(オススメ)
グリップ側にストラップが無いのでグリップを掴みやすく構えるときにストラップが絡まったりしません。
縦位置で構えた時もストラップが垂れ下がらず快適です。
E-M1mark2は右側のストラップ金具が軍艦部にあるので縦位置で構えたときにEVFにストラップが垂れ下がって邪魔だという意見を聞いたことがあります。この点を解消することができます。
価格.comの口コミで「しっくり持てない細かいところ」 というスレッドでスレ主の方が①で挙げている点を解決することができます。
難点(というほどでもありませんが)はハンドストラップを使用するとき左側のアンカー②が余ってしまい、キャプチャープロを使用して自転車等で走っているとアンカーがカメラに当たってカチャカチャ音がすることくらいです。アンカーはプラスチックなのでカメラが傷つくことはありません。
まとめ
使い勝手は最後のパターンCが抜群だと思います。私はしばらくこのパターンで使用したいと思います。
アンカーリンクスAL-2を使用することによってシーンに応じてストラップを自由に付け替えることができる様になり撮影が快適になりました。
パターンCにすることによって、今までネックストラップで漠然と不便(グリップを握る時に邪魔になる、縦位置で垂れ下がる)だった部分も解決できました。
今回の記事で紹介させて頂いた、カメラライフが便利になる商品はこちらです。
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PeakDesign クラッチ ハンドストラップ CL-2 | ||||
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