私が愛用しているPEN mini E-PM2のストラップはUlysses(ユリシーズ)の「クラシコ」を3年間使用しています。カメラのおしゃれ度がアップし、質感、エイジング、耐久性共に大変満足しています。
- 3年間使用してもひび割れ、縫製のほつれ無し
- 金属パーツが無いのでカメラ本体やレンズを傷つけない
- 基本的にメンテナンスフリー
- OM-D E-M1 markⅡ用に「クラシコ・グランデ/オリーブ」を購入
- 首当ての幅「クラシコ」が17mm「クラシコ・グランデ」が最大部で42mm
- 3年間のエイジング
- 革製品の「経年美化」を楽しんでいく
3年間使用してもひび割れ、縫製のほつれ無し
下の写真を見ても分かるとおり、レンズにグルグル巻ける程にしなやかで現在も革製品特有の乾燥による表面のひび割れは見られませんし、縫製の糸のほつれも全くありません。
本当に丁寧につくられた品質の高い製品だと実感しました。
私はいつもラフに使う方なので、革製品の状態をこんなにきれいに保てるのは初めてです(笑)。
PEN mini E-PM2のストラップは「クラシコ(チョコレート)」
金属パーツが無いのでカメラ本体やレンズを傷つけない
ユリシーズのストラップは金属パーツを使用していないので、省スペースの為にストラップをカメラやレンズに巻きつけても傷つけることがありません。
そういった細かい点にも配慮されていることが、製品を長く安心して使うのに重要なポイントだと思いました。革がしなやかなので、レンズにぐるぐる巻きつけて曲げても革の表面に亀裂が入ったりすることはありませんでした。
基本的にメンテナンスフリー
革のメンテナンスについてユリシーズのHPには、イタリア製バケッタレザーの場合は、オイル成分を豊富に含んでいるので、ミンクオイル等での定期的なメンテナンスはほとんど必要ないとありますのでオイルは塗る必要はなかった様ですが、3年間、1ヶ月に一回程度乾拭き+両面にオイルを塗っていました(汗)。
塗っていたオイルはコロニルのシュプリームクリームデラックスです。
土屋鞄のHPで推奨されていて知ったオイルです。
OM-D E-M1 markⅡ用に「クラシコ・グランデ/オリーブ」を購入
兄貴カメラのPEN mini E-PM2が「クラシコ」でユリシーズの品質の高さに十分満足させて頂き、お世話になったので、今回弟分のOM-D E-M1 markⅡもユリシーズで行きたいと思っていました。
他メーカーのハンドストラップ等も検討しましたが、まだ私の子供が小さいこともあり、しばらくの間は両手がフリーにならなければならないので今回もネックストラップにしました。
カメラとレンズの重量が重くなった為、幅広の「クラシコ・グランデ」にしました。
色は本体がブラックで威圧感が出るので、それを和らげる為に柔らかい色づかいのオリーブに。
OM-D E-M1 markⅡには「クラシコ・グランデ/オリーブ」。装着しているレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO。
クラシコグランデ初代は2010年8月発売ですが、4年経ってマイナーチェンジを行い、さらに品質にこだわったフラグシップのストラップになったそうです。
首当ての幅「クラシコ」が17mm「クラシコ・グランデ」が最大部で42mm
OM-D E-M1 markⅡはPROレンズと合わせてかなり重くなったので、首や肩の負担を少なくする為に首当て部が42mmと広い「クラシコ・グランデ」にしました。
3年間のエイジング
今回購入した新品と3年間使用したものの裏地の色を比較してみたのが下の写真です。
上:クラシコグランデの裏地(新品)
下:クラシコの裏地(3年使用)
裏地の素材は イタリアンレザーのヌメ革「ミネルバ」だそうです。
グランデ(上)の方が縫製のピッチが細かくなっていて、より耐久性が増していればいいですね。
今回比べてみてみるまで、こんなに色に深味が出ているとは気付きませんでした(汗)
革製品の「経年美化」を楽しんでいく
機能性の高いストラップもたくさんありますが、使うほどに味わいのでる高品質のレザーストラップは使い込んでいく楽しみがあります。
基本的に工業製品は経年劣化してしまうのが普通で、使いこむと「かっこいい」のか「汚い」のか微妙な線になっていきます。
その点レザー製品は「経年美化」になりやすい部類だと思いますので今後もカメラと一緒に大切に使って行きたいと思います。