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コンパクトな三脚 UT-43Qをアルカスイス互換に【ピークデザイン用に最適化】SIRUI K-10X

 私が普段遊びでも仕事でも使用している三脚はベルボンのULTREK UT-43Q(現在は廃番で雲台の仕様変更した品番はUT-43)です。


高伸縮比三脚UT-63、53、43機能紹介動画


この三脚の雲台は自由雲台でクイックシューで取り付けるタイプですが、雲台をSIRUI K-10Xに交換してアルカスイス互換にした実例を紹介いたします。

今回の記事を読んでピークデザインを使っている方の使い勝手が少しでも良くなれば嬉しいです。

f:id:dokusyokeibudono:20170717120635j:plainUT-43Qに付属する雲台 (QHD-U4Q)は華奢な印象です。水準器はついていないです。

ピークデザインとクイックシューは相性が悪い

カメラにピークデザインのキャプチャープロカメラクリップ( CP-2 )やクラッチ(CL-2)用を使用しているときに、三脚にカメラを取り付ける方法としては
①ベースプレートを取り外して三脚用のクイックシューを取り付ける
②CP-2を三脚に取り付けて、カメラを設置する

の2通りがあります。

f:id:dokusyokeibudono:20170717082202j:plain雲台を外して代わりにCP-2を取り付けた状態です。

 

f:id:dokusyokeibudono:20170717082239j:plainベースプレートを差し込んだだけだとガタガタするので三脚として使用するには右側に見えているネジを締めなければいけないのですが、結構固くて大変です。


せっかく便利なピークデザインを使っているのに、これはとても面倒です。

ピークデザインのベースプレートは「アルカスイス互換」という規格の雲台に直接取り付けられる仕様です。
ピークデザインを使いつつUT-43Qを生かす為に雲台を「アルカスイス互換」のものに交換してしまおうと考えました。

UT-43Qを選んだ理由

 私のカメラはオリンパスのPEN mini E-PM2とOM-D E-M1markⅡの2台体制です。オリンパスを選んだのはコンパクトでデザインが良いから。
三脚を探すときもコンパクトで持ち運びの便利さを優先しました

縮長27.2cmでカバンにすっぽり入る

通常のサイズの三脚だとリュックの外側にくくりつけていたり、専用の袋に入れて肩から下げているのをよく見かけますがせっかくコンパクトなカメラを使っているのだから、三脚も鞄の中に入れてスッキリ持ち運びしたいと思いました。旅行に行ったときに三脚を肩から掛けたりリュックにくくりつけるのは面倒でスマートでないからです

UT-43Qを折りたたんだときの長さ(縮長)は27.2cmです。
このサイズですと仕事の時は土屋鞄の「トーンオイルヌメ・デイリートート」、遊びの時はピークデザインの「エブリデイ・バックパック20L」にスッポリ入るので、楽に携帯しています。

f:id:dokusyokeibudono:20170628111326j:plain土屋鞄の「トーンオイルヌメ・デイリートート」に入れた状態

 

f:id:dokusyokeibudono:20170717080913j:plainエブリディバックパック20Lにもすっぽり入ります。1番下にはカメラを入れる。

 

全高33.5~155cmで便利

 UT-43Qを買う前は更にコンパクトな、ベルボンのCUBEを使用していました(今でも使用しています)。こちらは縮長24cm、一番厚い部分の厚さは32mm、重さは390gしかありません。たたんだ時はかなり薄いのでカバンの中に入れているのを忘れてしまうくらいでした。気軽な家族旅行の記念撮影用にはこれ以上ないほど軽量・コンパクトで思ったよりも安定します。

f:id:dokusyokeibudono:20170717082637j:plain上がCUBE、下がUT-43Qです。CUBEはたたんだときにフラットになるので、カバンの中でも邪魔になりません。


Velbon CUBE (ベルボンキューブ)


しかし耐荷重は400gでE-PM2には良かったのですがE-M1mkⅡには本体だけで重量オーバーですし、安定性は普通の三脚には遠く及びません。
全高も94cmなのでもう少し高さが欲しい時もあります。

UT-43は縮長が27.2cmと短いながら、最大の高さは155cmと私の用途では十分です。
また、開脚角度を調整する機能があるので最低高は335.cmまで落とせます。

重さは1080g、そこそこ重いが...まぁOK

ずっしりと重い一眼レフでも使用可能で長時間露光撮影にも対応可能な三脚は一般的にはもっと重いと思うので、この重さはまだ軽い方だと思います。しかし実際は結構重く感じます。
UT-43Qの耐荷重は2.0kgで1080g、同じシリーズのUT-53Qは耐荷重2.5kgで1400g、UT-63Qは耐荷重3.0kgで1590gとどんどん重量アップします。1080gは許容範囲なのかなぁと思いますが、特に肩から掛けるトートバックの場合は重く感じます。
ネットで三脚を調べているときに「三脚は最初からしっかりとしたものを選ぶべし」みたいな記事をよく見かけましたが、私にとってコンパクトで軽く持ち運びしやすいのは大切です。
カメラの選択と同じく、重くて機動力が弱くなるなら旅行にも持っていかなくなるかなぁと思いました。

雲台をSIRUI K-10Xに交換 

「アルカスイス互換」雲台の候補

 本題の雲台の交換です。アルカスイス互換の雲台を検索すると高価なものが多かったです。その中で候補に挙がったのがSIRUIの
・K-10X(ボール径33mm全高93mm380g)
・K-20X(ボール径38mm全高98mm430g)
・G-10X(ボール径29mm全高65mm300g)
・G-20X(ボール径36mm全高100mm360g)
です。

「ハイエンド」「フリクションメモリー機能」「軽量」K-10Xに決定

 一番軽いのはG-10Xなので、これにしようかと思いましたが「Kシリーズ」のボール固定ツマミ「フリクションメモリー機能」が気になりました。自由雲台の角度を調整するツマミの摩擦をあらかじめ設定でき、緩めすぎて「カックン」となってしまわないように摩擦を調整できる機能です。また「ハイエンド」という言葉に魅かれ、写真で見ると質感が高いように思ったのでKシリーズでより軽い型のK-10Xを購入しました。

 

交換は簡単

交換はもともとの雲台をくるくる回して取り外し、SIRUIの雲台を取り付けるだけです。ベルボンは細ネジ、SIRUIは太ネジなのでネジ径が違いますが、K-10Xに細ネジ用の変換アダプターが付属していますのでそれを使って取り付けることができます
また、変換アダプターを挟むことにより座金の分、三脚と雲台の間に隙間が1mm程空きます。

f:id:dokusyokeibudono:20170717081848j:plainベルボンの三脚は細ネジ。シルイの雲台は太ネジなのでネジ穴に付属の変換アダプターを入れてサイズを合わせることができる。

ベースがはみ出る

KUT-43Qの雲台のベース径は35mmでぴったりでしたが、K-10Xはベース径49mmなので、全周7mm程はみ出します。見た目は多少頭でっかちになりますが、私はあまり気になりません。

f:id:dokusyokeibudono:20170717081500j:plain雲台と三脚の間に1mm程度隙間が。幅は全周7mmはみ出ます。

重量は170gUP、トータル1570g

UT-43Qの雲台QHD-U4Qは210g、K-10Xは380gなので170g重くなります。

f:id:dokusyokeibudono:20170717121318j:plain重くなるのは嫌なので雲台の交換を最初は躊躇しましたが、ピークデザインを気に入ってしまったのでアルカスイス互換に交換せずにはいられなくなってしまいました。

交換してみての感じは、「慣れると同じようなもの」です(笑)。
それよりもピークデザインのベースプレートを付けたカメラをそのまま三脚に取り付けられる方がメリットが大きいと思います。

縮長は1.8cmUP、29cmになる

UT-43Qは雲台の部分を折りたたんだ脚の間に入れてさらにコンパクトにすることができます(縮長27.2cm)。K-10Xに雲台を交換した場合、脚の間に入れることができなくなるのでその分縮長が1.8cm長くなり、29cmになります。しかし30cm以内には納まって、私の持っている鞄の中に入れることができるので十分コンパクトだと思います。

f:id:dokusyokeibudono:20170717081154j:plain三本の脚の間に雲台のつまみが来る様に位置を調整すると脚がしっかりたためます。

ピークデザインのベースプレートをK-10Xに取り付ける

K-10Xの水平器側から、落下防止ストッパーのボタンを押しつつベースプレートを差し込みます。ベースプレートがストッパーが隠れるくらいの位置まで差し込んだらボタンを離します。その状態で落下防止がベースプレートから外れなくなりますが、右側の固定ネジを締め付て取り付け完了です。
当然ですがガタツキはなくしっかりと固定されます。

f:id:dokusyokeibudono:20170717083219j:plain

質感UP

 UT-43Qの雲台はおそらく軽量化の為、華奢な印象だったのですが、SIRUIのK-10Xは質感が高く、三脚全体の質感がかなりUPしたと感じています。
GシリーズではなくハイエンドモデルのKシリーズにして良かったです。
雲台の質感を見ている人はあまりいないと思うので自己満足ですが(笑)

f:id:dokusyokeibudono:20170717114905j:plainOM-D E-M1 markⅡとのバランスもいいです♪( ´▽`)

操作感が良い

K-10Xにはツマミが3つあります。3つとも丁度良い抵抗があり操作感がよく、パン(水平回転)は油圧で調整されているのでしょうか、ヌルッとした感じでなめらかです。
 フリクションメモリー機能もボールのつまみを緩めた時の抵抗がちょうどよくなり、安心です。

f:id:dokusyokeibudono:20170717114813j:plain1番大きいつまみの側面の円い部分が「フリクションメモリ機能」のダイヤルです。設定するときは説明書を読まないとよく分かりませんでしたが一回設定した後はいじっていません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。UT-43Qの雲台をSIRUIのK-10Xに交換すると、

〇ピークデザインのベースプレートを直接三脚に固定できる。

〇UT-43Qには無い水平器がある。

〇三脚の質感が良くなる

〇操作感が良くなる

〇フリクションメモリー機能が良く、カックンしない様に調整できる

☓重さは170gUP、トータル1570g(少し重い)

△縮長は1.8cmUP、トータル29cm(鞄に入る)

△ネジの太さの違いは付属の変換アダプターで解消。隙間が1mmほど空く

△雲台は全周7mmはみ出る

 
ピークデザイン(キャプチャー、クラッチ)を使用されている方は是非三脚もアルカスイス互換の雲台にして便利に使って頂きたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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